今回は面白い話を見つけたので、ご紹介します。なんでもゲームをする事で、脳に色々な影響があるらしい。メリットやデメリットなどがあり、かなり興味深い話なんです。
昔はゲームが悪いイメージだった
今もそう変わらないかもしれないが、昔はゲームのイメージが悪かった。
特に小学生がゲームをやろうとすると、「馬鹿になる」「勉強しろ」「外で遊べ」、なんて事を自分の親や、友達の親に怒られた記憶がある。
ゲームは一種の「娯楽」で、幸福感を味わう為にある。実際にゲームをプレイしていると楽しいし、幸せな気分になる。これは大人でも子供にも、必要な物だと思う。
親が子供にゲームをやるなと怒るのは、”ゲームをやると馬鹿になる”という考えが強かったからだと思う。
現代はソシャゲが社会問題になりつつある
昔は、スーファミ、ファミコン、ゲームボーイ、など各家庭に一台はあった。
今ではソシャゲが日本のゲーム市場の主流になっている。家庭用ゲーム機よりも、スマホゲームで遊ぶ人が多い。
手軽だし、誰でも直感的に遊べるのが魅力的だ。しかしこのソシャゲには問題がある。”グラブル”の課金問題で、ソシャゲに対する見方が更に厳しくなっている。
課金してゲームをする事は、イケナイ事ではないが、その「金額」が問題。たった1つのアイテムや、キャラクター欲しさに数十万も課金する人がいるそう。
これは運営側が、ガチャの確率を公表していないのが悪いが、やる方もやる方だと思う。
ゲーマーは既に依存症になっている
ソシャゲに大金を使う時点で、かなりハマっている事が分かる。特に現代の人は「オンラインゲーム」の依存症になっている。
なんでもアメリカの心理学者「ダグラス・ジェンタイル准教授」によると、全世界のゲーマーの4~10%がビデオゲーム依存症になっているとの事。べえやん的には、もっと多い気がする。
べえやんも、依存症という自覚はある。ゲーマーならば分かると思うが、生活の半分がゲームの為に生きているような感覚があると思う。
ゲームの為に時間を使い、お金を使う。これで楽しく生活出来れば、問題ないと思う。あとはゲームをする事で、人に迷惑をかけない事が一番大事だ。
ゲームにハマりやすい「3つの理由」
ダグラス・ジェンタイル准教授が説明する、ゲームにハマりやすい「3つの理由」。オンラインゲームは、人間の「ABC」を充足できるのが、ハマる原因だそう。
Aは「Autonomy」。ゲームの中では、自分だけの世界を作る事ができ、自分が主人公になれる。
Bは「Belonging」。帰属意識を持つ事ができ、自分の帰る場所を作る事ができる。他のプレイヤーと交流し、ゲームの世界で、自分の居場所を築く事ができる。
Cは「Competence」。自分の能力を自覚する事ができる。ゲームの中で、自分の強さを実感する事で、更にハマってしまう。
これは、全部当たっているかも(笑)ゲームをプレイしている時は気付かないが、こうして見るとABCを体感したくて、ゲームをやるんだと思った。
ゲームが脳に与える大きな影響とは?
ちょっと複雑な説明だったので、簡単にまとめてみます。
「ゲームが脳に与える良い影響」
視覚や聴覚の脳神経の働きが活発になる。これにより物事に対する、注意力が向上し、周囲の情報を把握し、反応が良くなる。つまり、効率の良い思考ができる。
「ゲームが脳に与える悪い影響」
全く逆の効果もあり、注意力の散漫や、衝動のコントロールがうまくできなくなる。この脳の状態は、統合失調症やダウン症などの患者に多く見られるそう。
難しいですね。だって良い影響で注意力が向上するのに、悪い影響で注意力が散漫になるって・・・
少なからずゲームの影響はあると思いますが、体は生まれ持った物。少しの研究で正確な事は言えず、あくまでただのデータ。
ゲームには未知なるパワーがあり、隠れた闇もある。それが何に影響するのか、ハッキリ分かる事はないと思う。