2017年3月23日(木)に発売予定の「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」。既に海外では、2016年8月23日に発売されています。「デウスエクス」シリーズ最新作で、人気のアクション・RPG。新作はどんな内容になっているのは、現時点で分かっている情報をまとめてみました。
コンテンツ
「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」とは?
「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」は、サイバーパンクをテーマにした、アクション・RPG。
近未来を舞台とした、「デウスエクス」シリーズの最新作。
前作の「デウスエクス ヒューマンレボリューション」から、2年後を描く続編です。
プレイヤーは対テロ組織の諜報員となり、巨大な陰謀を暴いていくストーリーとなっています。
近未来を描くストーリー
時代は2029年。人類は機械化されたものと、機械化されていないものに分断された世界。
オーグメンテーション(機械化)を施された人達による、集団暴走を理由に社会から隔離されてしまう。
人としての権利も奪われ、制圧は加速する。反発は高まる一方で、両者の衝突は避ける事ができない。
混乱の中人類たちと操ろうとする、巨大な陰謀が世界に渦巻いていた。
主人公「アダム・ジェンセン」
主人公の「アダム・ジェンセン」は、対テロ組織として設立された、「タスクフォース29」の諜報員。
最先端の「オーグメンテーション」を施し、様々な状況に対応する事ができる。
「オーグメンテーション」を施していない人間とは、かけ離れた能力を持っている。
しかし機械化された人達のように、嫌われているわけではない。
表向きでは「テロリスト」を追い、裏では隠れた陰謀を探している。
人体に機械化を施す「オーグメンテーション」
「オーグメンテーション」は、いわゆるサイボーグ。病気や怪我の治療や、身体能力を飛躍的に向上させる為に開発された技術。
「サイバネティック技術」、「ナノ技術」を用いた義肢や人工臓器を体内に埋め込む。
身体の武装化から、感覚器官を強化する事もできる技術。しかしこれにはリスクもある。
「オーグメンテーション」を施すと、神経系の拒絶反応を起こしてしまう。
これを抑える為に、薬品の「ニューロポジン」を定期的に投与する必要がある。
4つの要素で自由度が高いゲームプレイ
「デウスエクス」シリーズは、自由度の高いゲームとして知られています。
「ステルス」「コンバット」「ソーシャル」「ハッキング」の、4つの要素を組みあせ、プレイヤーのスタイルでプレイする事が可能です。
進行不能なドアを破壊して進むか、ハッキングして進むのか。
武力行使で正面突破をする事も、ステルス戦術で静かにやり過ごす事もできるそうです。
プレイヤーの行動で変化する物語
本作にはメインストーリーに加え、豊富なサイドミッションも存在します。
会話の選択肢からどのサイドミッションをクリアしたかで、物語が変化していく内容となっています。
会話の選択も重要となっており、人物や物語の流れに大きな影響を与えるそうです。
変化するパターンはいくつかあり、登場する人物が登場しない場合も。また敵が出現するポイントで出現しなかったり、色々な演出があるそうです。
メインストーリーだけ進めてクリアする事も可能だそう。しかしストーリーを深く楽しみたいなら、サイドミッションもできるだけクリアした方がいいそうです。
本作からプレイしても楽しめる?
本作は「デウスエクス」シリーズをプレイしていなくても、十分楽しめる内容となっているようです。
ゲーム内でいくつかの説明が入り、これを見れば本作からプレイしても楽しむ事ができるそうです。
また前作の内容をまとめた映像を収録しており、メインメニューからいるでも観る事ができるそうです。
シリーズをプレイした事がある方は、深く探索する事で前作の背景を知る事ができるとの事。
見覚えのある「シーン」「人物」「要素」など。シリーズファンの方が、思わずニヤリとできるそうです。
いくつかの新要素も追加
- カバーシステム
- エネルギーシステム
- イカロスダッシュ
- リモートハッキング
- チャージウェポン
- 武器アタッチメント
上記の新要素は、プレイ中の戦術を追加したものです。これにより、プレイ中様々なアプローチを行う事が可能となっています。
新要素で戦術の幅が広がる
「武器アタッチメント」では、ゲームのプレイ中に武器のカスタマイズを行う事ができます。
プレイスタイルやその場のシーンに合わせて、カスタムをする事ができます。
新しく追加される武器「テスラガン」。この武器は敵を倒すのではなく、電撃でショックを与えるスタンガンのような武器。
「テスラガン」は、最大4人同時に攻撃を与える事ができ、ステルス戦術には欠かせない武器となっています。
更に、腕からブレードを発射する「投射ブレード」と、一時的に防御力がアップする「タイタンシールド」など。
新要素が追加された事により、戦術の幅が広がっています。1人も敵を倒さずにクリアする事も可能だとか。
マルチプレイの搭載は不明
現時点では「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」に、マルチプレイが搭載されるかは不明です。
ストーリーを重視した作品となっているだけあり、マルチプレイが搭載されない可能性も強いです。
しかし過去作には、「テスマッチ」などの対戦が収録されており、本作にも追加される可能性もあります。
高画質「HDR」にも対応
「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」は、HDRに対応しています。
「PS4」と「Xbox One S」でのHDRに対応しており、より鮮明で美しい映像でゲームをプレイする事ができます。
「HDR(ハイダイナミックレンジ)」とは、明るさと暗さの幅を広げ、より豊かな色彩表現を実現した技術の事。
本作は、新しいエンジンの「Dawn Engine」を採用しており、HDRと合わせる事で、更に美しい映像になる。
やりこみ要素の高い「ゲームモード」
本作には、新たなゲームモード「Breach」が追加されています。
「Breach」では、リッパーと呼ばれるハッカーとなり、大企業に潜入しハッキングをしてデータを盗むゲームモード。
キャラクターはデジタル化し、バーチャルリアリティ(VR)の世界に侵入。この世界にはファイアウォールが存在し、ハッキングをしかけていく事になる。
また敵のセキュリティロボットやタレットも存在し、プレイヤーの行く手を阻む。
様々なミッションをクリアする事で、報酬を獲得する事ができる。
カスタマイズが楽しめる
「Breach」では、手に入れた報酬でスキルをアップグレードする事が可能。
スキルでは身体能力を向上させるものから、「ステルス迷彩」のようなものまで。また強力な技を発動するスキルもあるようです。
様々な武器が設定されている「ロードアウト」もあります。ロードアウトごとに違ったスキルを強化する事ができます。
ミッションのレベルによっては、スキルのレベルが制限されているものもある。これにより、ミッションごとに戦略を立てる事が必要となってきます。
更にスコアボードやチャレンジもあり、やりこみ要素が高いゲームモードとなっています。
予約特典は「アイテム」と「追加ストーリー」
日本語版「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」の予約受付が既に開始されています。
PlayStation Storeをはじめ、Amazonや楽天でも予約をする事が可能となっています。
予約をするとゲーム内で使用可能な、様々なアイテムをもらう事ができます。
日本語版特典「潜入エージェントセット」
- アダム・ジェンセン「キャラクタースキン 3種」
- ハンドガン
- コンバットライフル
- 各種弾薬
- クラフトパーツ
上記のアイテムに加え、追加ストーリー「Desperate Measures」が含まれています。
初回生産特典「アサルト・パック」
- 高性能「バトルライフル」
- 弾薬
- グレネード 2個
- EMP グレネード 2個
- 500 クラフトパーツ
- 1 プラクシスキット
- チャフ・オーグメンテーション
「チャフ・オーグメンテーション」は、爆発物系の起爆時間を延長させるものです。
PS4ダウンロード版予約特典「タクティカル・パック」
- 高性能「トランキライザーライフル」
- 弾薬
- スモークグレネード 3個
- ガスグレネード 2個
- 500 クラフトパーツ
- 1 プラクシスキット
- マイクロ・アセンブラー・オーグメンテーション
「マイクロ・アセンブラー・オーグメンテーション」は、アイテムを分解しクラフトパーツに変換できるものです。
「アサルト・パック」「タクティカル・パック」は、後日通常販売の予定があるそうです。