発表当時から気になっていた、「デビルズサード」。久しぶりに見てみたら、かなり酷い事になっている。面白そうなゲームなのに、問題が色々とあるようです。
コンテンツ
北米で売れたの「3000本」だけ・・・
「デビルズサード」は、2015年8月4日に発売された「Wii U」専用のソフト。
開発者の「板垣伴信」さんも、相当自信があったそう。当初は、「500万本売れる」と豪語していたそうです。
しかし発売日の初週では、ランキング圏外に・・・正確な売上本数は不明で、1000本も売れていなかったとか。
アメリカで、2015年12月11日に発売されたが、たった3000本しか売れなかった。
ちょっと売れなさすぎですよね・・・
「THQ」から任天堂が販売権を取得した
「セインツロウ」や、「ダークサイダーズ」の開発で有名な、「THQ」。経営不振により、倒産してしまった。
もともとは、PS3とXbox360向けで販売予定だった。任天堂が販売権を取得した事により、Wii U専用ソフトとして発売された。
「uDraw GameTablet」で失敗して、倒産したみたいです・・・Wii用タブレットとしては、けっこう売れたそう。PS3とXbox360で発売したら、全く売れずに在庫を大量にかかえて赤字に・・・
けっこう面白いゲームを、作ってた会社なのに残念です。
「デビルズサード」は普通に楽しめそうなゲーム
全く売れていないから、つまらないゲームの印象が付きそう。しかし、けっこう面白そうなゲームなんですよね。
「デビルズサード」は、日本風でもあり、洋風でもあるTPS。銃撃に加え、刀やナイフなどの近接攻撃が特徴的なゲーム。
ストーリーは、テロリストに”元テロリスト”が立ち向かう物語で、評価は良い。
マルチプレイでは、自分の好きなキャラを作成し、カスタムする事が可能。定番である対戦モードはもちろん、魅力的なルールの物が多い。
また本作での特徴的な「RUNEシステム」は、操作の切り替えを、シームレスに行なう事ができる。これにより、ありがちなTPSが劇的に変化するとの事だ。
「デビルズサード」はどうしてこんな事になった?
北米での売上が3000本で、日本でもあまり売れていない。売れない原因は、いくつかる。
■買える場所が少ない
デビルズサードは、Wii U専用タイトル。パッケージ版はAmazon限定。DL版は、Amazonとニンテンドーeショップのみ販売。
■ゲームの宣伝をしなかった
宣伝が全くされず、認知度が低い。メディア向けのレビュー用のソフトも配布されなかった。
■Wii U向けのゲームではない
主人公は刺青だらけで、派手なアクションに刺激が強い描写。CERO:Dで17歳以上対象。
ネット上では叩かれまくっていますが、みんなが言う事に納得できる。
PC版「デビルズサード オンライン」が配信予定だが
デビルズサードの開発は、2012年の時に「35億円」も、かかっていたそう。ヤバすぎですね・・・
Wii U専用にしないで、PS4とXboxOneで発売すればもっと売れたのは間違いないと思う。
今後PC版の、「デビルズサード オンライン」が配信される。オンライン対戦のみで、ストーリーは実装されない。
なぜPCで・・・普通に考えたら絶対PS4とXboxOneだと思うが?まぁ任天堂だから仕方ない。
動画や公式サイトで見る限り、「デビルズサード」はめちゃくちゃ面白そう!
買える場所も少ないし、Wii U限定。間違いなく大人の事情があるとは思うが、”宝の持ち腐れ”だと思った。