2017年に発表された『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』ですが、新たに情報が公開されました。発表当時は謎に包まれていた本作ですが、時代設定や敵の種類などに加え、新しいEDF隊員たちの情報が追加されました。ぱっとみで真新しさはないものの、地球防衛軍を”洋ゲー”のようにした感じとなっています。
コンテンツ
『新シリーズ』始動
『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』は歴代シリーズのナンバリングではなく、”もうひとつのEDF”として作られているゲームです。
開発はプロレスゲームを中心に開発している「ユークス」。テーマ曲を作曲家である「新垣隆」氏。クリーチャーデザインを造形師の「大山竜」氏を起用。
荒廃した世界を舞台に戦い続ける、EDF隊員たちをリアリティをもって描いた作品となっています。
今度の地球防衛軍はグラフィックがリアルになっており、キャラクターの「カスタマイズ」などが新要素として追加されています。
新要素「カスタマイズ」
カスタマイズ項目
- 性別
- 顔
- 体格
- 髪型
- 声
- コスチューム
プレイヤーが操作するのは主人公の「クローサー」で、プレイヤーの好きなように見た目をカスタマイズする事ができます。主人公の他には6人の隊員が登場します。
新要素「エナジームーブ」
新アクションとして追加される「エナジームーブ」は、アクションポイントを使用する事で兵科ごとに異なるアクションを行う事ができます。
歩兵隊「トルーパー」では”回避ステップ”が可能。
偵察兵「ジェットリフター」では”飛行”する事が可能。
新要素「アイテムの使用」
アイテムには様々な物があり”リペアー”でライフを回復する事が可能。ただしアイテムの数には限りがあります。
また投擲アイテムとして「アントライオン」と呼ばれるグレネードも存在し、巨大生物を”凍結”させる事が可能です。
新要素「「オーバードライブ」
PAギアのリミッターが解除され一定の時間に限り、高速移動や高速射撃、エナジームーブの無限使用が可能になる。ただし1回の出撃につき、1度しか使用する事ができない。
新要素「バックフリップ」
爆発や敵に吹き飛ばされた時に、エナジームーブ(回避行動)を使用する事で素早く体勢を立て直す事が可能。
キャラクター
本作のキャラクターは「PAギア」と呼ばれる強化外骨格を装備しています。
生命体「アグレッサー」の体内にある、未知の鉱物「エナジージェム」を加工した”エナジーコア”が原動力となっています。このエナジージェムはプレイ中に倒した敵からドロップします。
また現在明らかとなっているPAギアは2種類。
PAギア「トルーパー」
歩兵部隊が装着するギアで、瞬間的に全出力を推進力とシールドに使う事で”E-ダッジ”という回避アクションが可能です。
PAギア「ジェットリフター」
偵察や強襲部隊が装着するギアで、空中を素早く移動する事が可能。機動性は高いが、防御力が低い。
本作では「エナジームーブ」を使用する事で飛行できますが、攻撃時にエネルギーを消費する事がないので、エネルギーが切れて飛べなくなる心配がないそうです。
ブラスト小隊
本作にはプレイヤーの味方となる、頼もしい仲間「ブラスト小隊」が登場します。
タクマ
ブラスト小隊の体長。
ブレンダ
スナイパーライフルによる援護を得意とする。
マイク
ロケットランチャーなどの重火器を得意とする。
フィリップ
気弱でブラスト小隊最年少。
メルト
ブラスト小隊の最古参メンバー。
タチアナ
女性隊員の中で最年少。
謎の集団
EDFとは違う「謎の組織」も登場するようで、現時点では敵か味方なのか分かっていません。
この集団はEDFの装備とは違う武器を手にしており、どんな行動を見せるのか注目です。
ストーリー
2028年に外宇宙から侵略者「アグレッサー」が襲来した。全長1kmからなる巨大な浮遊物体「ハイヴクラフト」はアメリカやロシア、アジアから欧州の上空を3日間で移動し、世界各国に昆虫のような巨大生物と、巨大兵器を続々と投下し地球を攻撃した。
これに対処すべく人類は団結し”EARTH DEFENSE FORCE”(EDF)を設立したが、侵略者の圧倒的な力には敵わず、軍事拠点は壊滅状態となってしまった。そして2033年に開発された新型エナジーコアを装備した精鋭部隊によって「ハイヴクラフト」を撃墜する事に成功する。しかしこの戦いにより、EDFの戦力の大半とテクノロジーを失ってしまう。
それから7年後の2040年には巨大生物が繁殖し数が増え続けていた。地上の都市は廃墟と化し生き残った人類は地下へ潜み暮らしていた。EDFの司令本部は壊滅しており、残った部隊はかろうじて生き残った基地を拠点にゲリラ的な抵抗しかできない。
絶望でしかない世界で生き残る為に、人類は希望もなく果てしない戦いを続けていくしか道がなかった。
本作の舞台は日本ではなく、海外が舞台となっている模様です。
敵
ハイヴクラフト
全長1kmもあるアグレッサーの巨大な母船。巨大生物や侵略兵器を生み出す。
ストームアント
見た目がアリのような巨大生物で、強力な顎と酸を武器にする。
ボムビートル
ミイデラゴミムシのような巨大生物で、体内のガスを引火させ火炎放射器のように火を振り撒く。
シディロス
非常に獰猛で俊敏な生物で、多くのエナジージェムを保有している。
スコージャー
二足歩行型侵略兵器で、クローとパルスレーザーを発射する。
アタックポッド
高い飛行能力を持った戦闘機。
ハーヴェスター
四足歩行の侵略兵器で、人間を捕獲するマシーン。
歴代の地球防衛軍でお馴染みの敵や、新しい敵が登場します。
現時点で明らかとなっている敵の数は7種類ですが、今後更に新たな敵が公開されると思います。
プレイ動画
「東京ゲームショウ2017」で設置された、試遊台のプレイ動画を2つ紹介します。
これらの動画では、新要素や新アクションを確認する事ができます。
プレイ動画では敵を倒すと、青いアイテムがドロップします。これが”エナジージェム”で回収する必要があるそうです。
エナジージェムがPAギアの原動力となっていますが、どんな用途なのかは不明です。
発売日は2019年
地球防衛軍の最新作となる『EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN』は、2019年にPS4で発売予定となっています。
まだゲーム内容に不明な点が多いですが、歴代の「地球防衛軍」が好きな人や、TPSが好きな人には楽しめるゲームだと思います。
あとプレイ人数が不明となっていますが、「地球防衛軍5」ではオンライン時に最大4人でプレイが可能だったので、これと同等もしくはそれ以上になるかもしれません。
地球防衛軍は巨大生物を粉砕する爽快感と、レア武器などの装備集めが本当に面白いゲームです。
1人でじっくりキャラクターを強化しながら武器を集めて、フレンド達と難しいステージに挑んでワイワイ楽しくプレイする。
1人でも大勢でも楽しむ事ができるゲームなので、さらなる新要素などの情報に注目です。