PS4は初代のモデルが、2014年2月22日に発売されました。今ではスリム版や高性能版など様々なモデルがあります。そろそろPS4に買い替えようと思っている方に、チェックして欲しい項目をまとめてみました。PS3であったのに、PS4ではなくなってガッカリするなんて事もあります。購入前にPS4がどんなものになったのか確認しておきましょう。※2017年12月、遂にスリム版PS4を購入しました!早速レビューしてみたので、併せて御覧ください!
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PS4は全部で3種類ある
現在(2016年11月)あるPS4の種類は、全部で3種類です。旧モデルを含め、スリム版のPS4と高性能版のPS4が発売されました。
旧モデル(価格改定版)
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB 型番:CUH-1200AB01
PlayStation 4 ジェット・ブラック 1TB 型番:CUH-1200BB01
PlayStation 4 グレイシャー・ホワイト 500GB 型番:CUH-1200AB02発売日:2015年6月23日(500GB) 2015年12月3日(1TB)
価格:500GB 37,778円(税込)
価格:1TB 43,178円(税込)
初代PS4は日本で、2014年2月22日に発売されました。発売から1年4ヶ月後には、世界累計販売打数が2020万台を突破しました。キャッチコピーは、「世界が、遊びでひとつになる」。歴代のPSの中で、最も普及しているハードウェアです。
スリム版
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB 型番:CUH-2000AB01
PlayStation 4 ジェット・ブラック 1TB 型番:CUH-2000BB01発売日:2016年9月15日
価格:500GB 32,378円(税込)
価格:1TB 37,778円(税込)
スリム版のPS4は、旧型モデルから小型化、軽量化を実現した本体。また消費電力が大幅に低減しています。すっきりとしたシンプルなデザインは、柔らかい印象となっています。HDRに対応しており、色彩豊かな映像でゲームや映画などを楽しむ事ができます。
高性能版
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB 型番:CUH-7000BB01
発売日:2016年11月10日
価格:48,578円(税込)
「PS4 Pro」はPS4シリーズの中で、最も高いパフォーマンスを発揮します。高いクオリティを求めるユーザーに向けたPS4で、性能はもちろん映像表現にもこだわっています。4Kに対応しているテレビに繋げば、ゲームやストリーミングサービスを4Kの解像度で楽しむ事ができます。
各モデルのスペックまとめ
メインプロセッサー CPU
- 「旧モデル」 x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores
- 「スリム版」 x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores
- 「PS4 Pro」 x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores
各モデルのCPUは全て同じとなっています。
メインプロセッサー GPU
- 「旧モデル」 1.84 TFLOPS, AMD next-generation Radeon based graphics engine
- 「スリム版」 1.84 TFLOPS, AMD Radeon based graphics engine
- 「PS4 Pro」 4.20 TFLOPS, AMD Radeon™ based graphics engine
GPUは「PS4 Pro」が2倍以上に向上し、「旧モデル」と「スリム版」は同じとなっています。
メモリ
- 「旧モデル」 GDDR5 8GB
- 「スリム版」 GDDR5 8GB
- 「PS4 Pro」 GDDR5 8GB
メモリは各モデル全て同じです。
本体サイズ
- 「旧モデル」 約 275mm×53mm×305 mm(幅×高×奥)
- 「スリム版」 約 265mm×39mm×288mm(幅×高×奥)
- 「PS4 Pro」 約 295mm×55mm×327mm(幅×高×奥)
「スリム版」は旧モデルから約30%小型化されています。一方「PS4 Pro」は高性能なので、その分旧モデルより少しサイズが大きくなっています。
重さ
- 「旧モデル」 2.5kg
- 「スリム版」 2.1kg
- 「PS4 Pro」 3.3kg
「スリム版」は小型化された事により、その分重さも軽くなっています。逆に「PS4 Pro」はスリム版と比べると、1.2kgも重くなっています。
ドライブ
- 「旧モデル」 BD 6倍速CAV:DVD 8倍速CAV
- 「スリム版」 BD 6倍速CAV:DVD 8倍速CAV
- 「PS4 Pro」 BD 6倍速CAV:DVD 8倍速CAV
各モデルのドライブも同じで違いはありません。
AV出力
- 「旧モデル」 HDMI 出力端子:光デジタル出力端子
- 「スリム版」 HDMI 出力端子(HDR出力対応)
- 「PS4 Pro」 HDMI 出力端子(4K/HDR出力対応)光デジタル出力端子
旧モデルから見ていくと、次世代の映像に段々対応している事が分かります。特に「PS4 Pro」は、4Kに対応してるので映像美のこだわりが感じられます。
消費電力
- 「旧モデル」 最大230W
- 「スリム版」 最大165W
- 「PS4 Pro」 最大310W
「スリム版」では消費電力もスリムになっています。「PS4 Pro」は旧モデルよりも消費電力が多くなっていますが、性能を発揮する為多くなっています。
通信
- 「旧モデル」 Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)×1 IEEE 802.11 b/g/n Bluetooth 2.1(EDR)
- 「スリム版」 Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 4.0(LE)
- 「PS4 Pro」Ethernet (10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 4.0(LE)
「スリム版」と「PS4 Pro」には、無線LANの規格「ac」が追加されています。これにより、無線でPS4に繋げた場合でも、旧モデルよりインターネットに安定して接続できます。また通信の高速化を実現させています。
「旧モデル」と「スリム版」の違い
「旧モデル」と「スリム版」の違いを簡単に説明すると、ほぼ同じです。
各モデルのスペックを見て分かる通り、性能に大きな変化はなくCPUもGPUも同じです。グラフィックもほぼ同じです。
「スリム版」の特徴は、文字通り”本体のサイズが小さくなっている”事です。
- 「サイズ」旧モデルから、30%以上の小型化
- 「重さ」旧モデルから、25%軽量化
- 「消費電力」旧モデルから、34%低減
「旧モデル」と「スリム版」との違いは、”小さくなり軽くなって省エネになった”って事です。
「PS4 Pro」の特徴
「PS4 Pro」の特徴を簡単にまとめると
- 4K、HDRに対応
- GPU・CPUを強化
- HDD容量は1TB
- 1080pの安定したフレームレート
「PS4 Pro」の最大の特徴は、”性能が良く画質が素晴らしい”事です。
「PS4 Pro」の購入時の注意点は、「4Kテレビを持っているか」です。4Kのテレビがないと、画質はそこまで良くならないそうです。
4Kがないからと言って、全く画質が良くないわけではありません。HDRに対応しているので、これに対応したソフトであればキレイな映像になります。
また「PS VR」で遊ぶなら、画質や映像のキレイさも楽しみたいですよね。「PS VR」は、「PS4 Pro」との相性が良いそうですよ。
VRのコンテンツは、高い性能が必要だそうです。「PS4 Pro」は高性能なので、「PS VR」で快適に遊ぶ事ができるそうです。
PS3、PS2、PSのゲームはプレイできない
古いPS本体のゲームが遊べません。互換機能がなく、ディスクを読み込むことは不可。
下位互換はストリーミングのみで対応される予定。ダウンロード版もプレイする事ができない。
結局過去に買ったゲームは、PS4ではプレイできないって事です。
クラウドサービスの「PlayStationNow」でPS3以前のゲームが配信予定。PlayStationNowで昔のゲームを遊ぶにはお金がかかります。
レンタル制度と月額製。ゲームによって異なる。1本ゲームをレンタルするのに300円ほどかかる。
月額製では月2000円。これは高い気がしますね。
ブルーレイとDVDは再生できるがCDは無理
なんとCDが再生できなくなってしまったのです・・・これには不満があるユーザーがめちゃくちゃ多かったです。
ブルーレイとDVDは再生する事ができるみたいですが、少し手間が。
インターネットに接続していないと、再生は不可能。
初めてブルーレイとDVDのプレイヤーを起動する時にプレイヤー機能の認証(アクティベーション)をする必要があるそう。
もともとあった機能をなくし、残った機能では使用するのに手間がかかる。ゲーム以外でもフル活用していた人にはショックですよね。
ネットに繋がないとブルーレイとDVDが見られないなんて。ネットがない人はインフォメーションセンターまで問い合わせをしないといけないそうです。
オンラインで遊ぶにはお金がかかる
PS3ではオンラインで遊ぶのは無料でしたよね。しかしPS4はこれが有料サービスになってしまった。
もともとPS3で、オンラインを利用していた人には悲報です。無料で遊べたのに、なぜお金を払うのかと・・・
料金としては1ヶ月514円、3ヶ月1337円、12ヶ月5143円。
少し高い気もしますが、有料ならではのサービスもあります。無料でDLできるゲームもあって、一部のゲームやDLCを割引価格で買う事ができます。
このサービスを有効に使えば、オンラインの利用料金は気にならなくなるかもです。
PS3ではあったのにPS4でなくなった物のまとめ
- PS3、PS2、PSのゲームはできない
- CDが再生できない
- オンラインが有料になった
PS3で快適に楽しめたのに、PS4では出来なくなってしまった機能のまとめです。他にも劣化した部分などあると思いますが、主にこの3つの機能が痛いです。
今後アップデートなどで、改善されたり新しい機能の追加があると思います。
しかしこの3つの機能は、改善するには少し難しいと思われます。
PS4を買う時に、PS3をすぐに売らないように良く考えてからにしましょう。
すぐ売ってしまって後悔なんて嫌ですからね。
旧モデル
スリム版
高性能版
PS4を購入する方は「レビュー」も併せてチェックしましょう↓↓↓↓↓↓↓↓