スマホゲームって、課金問題が止まらないですね~。そもそも規制があればこんなに問題は起きない。実は数年前から、ちゃんとしたルールはあったようです。
JOGAは”ガチャ自主規制”を一部否定
3月24日に、多くのサイトやメディアで報道された”ガチャ自主規制”。これは日本オンラインゲーム協会の「JOGA」が発表したとされた。
スマホゲームの、「課金上限額は5万円」、「ガチャの確率を明示する」、といった自主規制の内容だった。
数十万使う人も多いようですし、課金する人には朗報と言える報道ですよね!
スマホゲームは注目されているので、みんなこの報道に食らいついた。しかしこの報道を「JOGA」は、一部否定しているんですよね。
元々存在していた「自主規制ルール」
「ガチャ自主規制」は、2012年に既に存在していたそうです。今回報道されたのは、ガイドラインの”改訂”。
元々あった「スマートフォンゲームアプリケーション運用ガイドライン」。これを、「ランダム型アイテム提供方式における表示および運営ガイドライン」に統合した。
新たにルールが決められたと報道されたそうですが、何年も前にルールはあったんですね。
若干分かりにくいですが、「自主規制ルール」を見てみましょう。
4つの「自主規制ルール」
4つある「自主規制ルール」は、どれか1つ満たしていれば大丈夫との事です。
【ガイドライン上の該当事項】
日本オンラインゲーム協会a. いずれかのガチャレアアイテムを取得するまでの推定金額(その設定された提供割合から期待値として算定される金額をいう)の上限は、有料ガチャ1回あたりの課金額の100倍以内とし、当該上限を超える場合、ガチャページにその推定金額または倍率を表示する。
b. いずれかのガチャレアアイテムを取得するまでの推定金額の上限は50,000円以内とし、当該上限を超える場合、ガチャページにその推定金額を表示する。
c. ガチャレアアイテムの提供割合の上限と下限を表示する。
d. ガチャアイテムの種別毎に、その提供割合を表示する。
ん~、全部満たしててもいいような気もするが。まぁ色々と複雑なんでしょうね。
自主規制よりも本格的な規制が必要
4月から始まる”ガチャ自主規制”と報道されているが、多分ほとんど変わりは見られないかと。
自主規制ではなく、ちゃんとした規制が必要だと思う。物の価値は人それぞれだが、数十万円という金額は高すぎる。
大人の事情もあると思うが、もう少し厳しくしてもいいんじゃないかと。
ゲームは大人もやるが、子供も楽しむ物だ。課金しなきゃ楽しめないなんて、ゲームとして悲しすぎると思う。子供は大金を使えないしね。
課金問題が相次ぐスマホゲーム。運営側もユーザーも、どちらもゲームを楽しめるようになってほしいと思う。
ゲームが世間で悪く見られるのは、ゲーマーとしても悲しいですからね。