2018年夏に発売予定の「Jurassic World Evolution」ですが、ジュラパが好きな人にはたまらないシムですよね。べえやんはジュラパが大好きなので購入予定ですが、待ちきれない人も多いと思います。そこで今回発見したのは、「ジュラシックパーク ビルダー」という無料のスマホゲーです。ジュラシックパークを運営するシムなんですが、これがけっこう面白いので簡単にレビューしていきます。
コンテンツ
「ジュラシックパーク ビルダー」概要
- 会社:Ludia Inc.
- 配信日:2013年2月22日
- ジャンル:シミュレーション
- 価格:基本プレイ無料、アイテム課金あり
これの新作アプリ「ジュラシックワールド ザ・ゲーム」ってのもあったんですが、どうせなら初代からプレイしたいと思いやってみました。
ゲームの特徴
- 豊富なミッション
- 恐竜の数は44種類、海の生物は43種類
- 「トーナメント」他のプレイヤーと恐竜同士を戦わせる事が出来る
- 劇中内の施設を再現したアイテム
- フレンドのパークに訪問したり、プレゼントを贈る事が出来る
- 施設やアイテムなどのアンロック要素
恐竜の数が少ないように見えますが、いざプレイしてみると44種類でもそこそこボリュームがあると感じました。
更に恐竜を戦わせる事も出来るので、ただ運営するだけじゃない所が面白いんです。
原作の人物が登場する
まずはチュートリアルが始まりますが、シムゲーなのでやる事は簡単です。
ゲームの流れは「ミッション」をクリアしながら”マップを拡張”して、建物を立てて恐竜の面倒を見る感じです。
さくさく進めていたら・・・
グラント博士!登場した瞬間吹きました(笑)
べえやんはシリーズの中で一番「ジュラシックパーク」が好きなので、これにはテンションが上がりました。
次はどんなキャラが出てくるのか、期待しながら進めると・・・
これはマルコム博士の娘の「ケリー」!このキャスティングは渋すぎると思いました(笑)
娘が出るって事は当然父親も。マルコム博士は、新作映画「ジュラシックワールド/炎の王国」にも出演するので楽しみですね!
そして、ジュラシックパークの創始者である・・・
ハモンドさんも登場します!この中でも一番再現度が高い気がしますが、目がデカすぎるような。
ウー博士も(笑)
こんな感じで原作のファンなら、このキャラクター達を見るだけでも楽しむ事が出来ると思います。
恐竜について
恐竜はマップを開拓した時に発見出来る「コハク」で、卵を孵化させて入手する事が出来ます。
ショップで「所持金」を使って購入出来る恐竜もいますが、基本はコハクからゲットしていく感じです。
開拓していくと「コハク」を発見します。
劇中同様、コハクの中に「蚊」が入っていますね。
研究所でコハクを解析します。研究には「コイン」がかかり、更に10個のDNAをつなぎ合わせる必要があります。
確実に研究が成功するわけではなく、失敗する場合もあるので運が悪い時はどんどんコインが減っていきます。
研究が完了すると「卵」に。この卵をマップに設置して、孵化するのを待ちます。孵化には数時間かかります。
「ヴェロキラプトル」。ジュラシックパークでは厄介者でしたが、代表的な恐竜ですよね。
あとは鼻の先に角がある「ケラトサウルス」や。
強烈な頭突きが印象的な「パキケファロサウルス」に。
大きな尻尾と甲羅の「アンキロサウルス」を入手しました。
恐竜は44種類登場するそうなので、「ティラノサウルス」や「ブラキオサウルス」なんかも入手する事が出来ると思います。
シミュレーションについて
本作のゲーム内容はシミュレーション定番のシステムで、開拓や建設には「コイン」と「時間」がかかります。
「所持金」を使えばスピードアップする事も可能です。
設置できる物
- 恐竜
- 道路
- 装飾(花や噴水、化石など)
- 建物(博物館や警備塔、ファミリーロッジなど)
序盤はマップが1マスだけで、恐竜は「トリケラトプス」のみです。
マップはレベルが上がるごとに一個ずつ、拡張していく事が出来ます。
またレベルが上がると「アイテム」もアンロックされます。
経験値はミッションクリア時や、建物を配置した時に獲得出来ます。
拡張した時は「岩」や「草」が残っているので、これも撤去する必要があります。
また急いでマップを広くしたい時は、「所持金」を使う事でも拡張する事が可能です。
1週間のんびりプレイして、これだけ拡張する事が出来ました。マップが小さくて見にくいので、全体が見えるようにしてほしいと思いました。
恐竜の育成
続いては恐竜の「飼育」です。恐竜は「肉食」と「草食」の2種類なので、それぞれエサを与える必要があります。
長時間エサをやらなくても恐竜は死ななかったので、こまめにやる必要はないかと。
しかし、エサをあげると恐竜の「レベル」が上がるので、恐竜を強くしたいなら頻繁にあげた方が良いと思います。
また恐竜はレベルを上げる事で「進化」させる事ができ、更に強く育てる事が出来ます。
恐竜を設置する事で一定時間経つと、パークの収入である「コイン」を受け取る事が出来ます。
エサの調達は港にある「集積場」です。肉も草も調達するのに「コイン」と「時間」がかかります。
集積場はアップグレードする事も可能で、アップグレードする事で一度に調達出来る量が増えます。
その代り、調達資金もアップグレードに伴い高くなっていきます。
最初はコインがなくて大変だけど、少しずつ余裕が出てきます。
飼育する「恐竜」と配置した「施設」が増えれば、コインも増えていきます。
ただ収入は増えますが、施設のアップグレードの費用も高くなっていくので、簡単にはいかない所が面白いなと思いました。
バトル
本作ではジュラシックパークの運営に加え、手に入れた恐竜を戦わせる事が出来ます。
最初は飼育出来る恐竜の数が少ないんですが、どんどん増えていくのでどの恐竜を強くするかを考えるのが楽しめました。
やはり「T.レックス」を戦わせたいですが、序盤では入手しづらいようです。
「バトルアリーナ」
ステージクリア型のチームデスマッチで、レベル5以上の恐竜を最大3匹のチームで戦うモード。
攻撃パターンは4種類。頭突き、噛み付き、尾強打、特攻。
「防御」と「特攻」に関しては、課金や時間経過でもらえる無料パックで入手出来る”骨”を消費する事で使用出来ます。
ステージはこんな感じで、全部で50ステージありました。
「トーナメントモード」
このモードは他のプレイヤーと、トーナメント形式で戦っていくモードです。
3回勝てば優勝する事ができ、報酬とランクアップに必要なカップを獲得する事が出来ます。
マッチングしたプレイヤーには始めた人が多く、初プレイで優勝出来ました。
トーナメントモードは、バトルアリーナのステージ7をクリアするとアンロックされます。
他にも色んなお楽しみ要素がある
「ジュラシックパーク ビルダー」には、シムとバトルだけでなく、他にもお楽しみ要素があります。
マップは地上だけでしたがゲームを進めると、新エリアの「アクアパーク」がアンロックされます。水中も地上のシムと流れは同じです。
雰囲気がとてもいいです。地上と水中のシムを楽しむ事が出来るので、一気にボリュームが増えます。
水中では潜水艦で探索する事により、DNAや経験値などを獲得する事が出来ます。
運が良ければDNAを発見し、水中生物を誕生させる事が出来ます。
ジュラシックワールドに登場した、「モササウルス」も入手出来ます。
続きましては「大嵐」です。劇中でも島に嵐が接近し、セキュリティーシステムがダウンしたせいで、恐竜たちが暴走していましたね。
そこで恐竜たちが暴走するのを防ぐために、飼育員を派遣します。
肉食竜のゲージが溜まっていくので、満タンになる前にタップすれば恐竜を大人しくさせる事が出来ます。
制限時間内に全ての恐竜を静止させればクリア。報酬でコインをもらう事が出来ます。
こんな感じでシム以外にもお楽しみ要素があるので、やりこみ要素も高いゲームとなっています。
課金要素
課金要素は2種類。「カードパック」と「資源」です。
「カードパック」はこんな感じで、一定の時間が経つと無料でもらえるパックもあります。
「所持金」はショップで購入する事が出来ます。
所持金は拡張の「スピードアップ」や、「恐竜の購入」に使用します。
のんびりプレイしたい人にはオススメ
「ジュラシックパーク ビルダー」は、ジュラシックパークを運営するシムですが、思ったよりものんびりプレイする事が出来ました。
シムは急いで建設して資金獲得の為に、様々な運営をする必要がありますが、本作ではそこまでシビアにならなくても楽しむ事が出来ます。
急いで恐竜の世話をしなくても死ぬ事もないし、建物も余裕がある時に建設すればゲームの進行の問題ありません。
コインはクエストをやったり、設置した建物や恐竜から入手出来るので、気軽に遊びたい人にはオススメのスマホゲームです。
ガンガン進めたい人は「課金が必要」
本作は、「建設」や「卵」を孵化させる時に、「時間」がかかってしまいます。
短い物だと数分ですが、長いものだと数時間かかってしまう場合もあります。
「所持金」を使えば一瞬でタスクを完了出来ますが、所持金には限りがあります。
無課金でゲームを早く進めるのは難しいので、ゲームをさくさく進めたい人は「課金」が必要となってしまいます。
まとめ
あまりシミュレーションは得意じゃないんですが、「ジュラシックパーク ビルダー」は本当に面白いと思いました。
- システムやメニューがゴチャゴチャしていない
- 運営、建築、恐竜の世話が、そんなに忙しくない
- 地上のパークに加え、水中のパークもある(氷河期も)
- シムに飽きたらバトルもある
- 無課金でも問題なく楽しむ事が出来る
こんな感じで、シミュレーションが得意じゃない方でも”のんびり”楽しむ事が出来ます。
一応「トーナメント」でPvPはありますが、そこまで意識しなくても大丈夫だと思います。
無理にやらなくてもゲームを楽しむ事は出来るので、PvPが苦手な人にも楽しむ事が出来るゲームです。
「Jurassic World Evolution」が待ち遠しい人は是非、「ジュラシックパーク ビルダー」をプレイしてみてください。
基本プレイ無料だし、課金しなくても十分楽しむ事が出来るスマホゲームですよ。