今回は、これからXbox Oneを購入しようとしている方に、買う前にチェックしておいてほしいポイントをまとめてみました。今から買うならスリム版「Xbox One S」か、ハイスペック版『Xbox One X』ですが、自分の用途にあった本体を選んでみましょう。
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本体ラインナップ
現在あるXbox Oneの本体は3種類あります。
大きく分けて、「Xbox One(初期モデル)」、「Xbox One S」、「Xbox One X」となっています。
Xbox One(初期モデル)
スペック
- CPU:8コア 1.75Ghz
- GPU:853MHz 1.31TFLOPS
- RAM:DDR3 8GB
- ストレージ:500GB、1TB
- 映像出力:1080p
価格:39,980円、価格改定後29,980円。
日本で2014年9月4日に発売された「Xbox One」。初期モデルの上位版となる『Xbox One Elite』が1TBのSSHDを内蔵し、「Elite ワイヤレス コントローラー」を同梱して2015年11月19日に発売されました。現在はメーカー生産終了となっています。
Xbox One S
スペック
- CPU:8コア 1.75Ghz
- GPU:914MHz 1.4TFLOPS
- RAM:DDR3 8GB
- ストレージ:500GB、1TB
- 映像出力:2160p(4K UHD 3840×2160)
Xbox Oneの後継機として2016年11月24日に発売された「Xbox One S」。初期型より40%本体が小さくなっており”UHD”に対応。また初代Xbox Oneよりパフォーマンスが11%向上し、今ではこの「Xbox One S」が現行機の通常版となっています。
Xbox One X
スペック
- CPU:8コア クロック2.3Ghz
- GPU:1172MHz、6TFLOPS
- RAM:GDDR5 12GB
- ストレージ:1TB
- 映像出力:2160p(4K UHD 3840×2160)
2017年11月7日に発売された「Xbox One X」。現在発売されている家庭用ゲーム機の中で最強の性能を誇り、真の4Kに対応。パワフルな本体にはスーパーチャージャー スタイルの遠心送風機を搭載する事で、熱や騒音を極限に抑えています。また一番良いスペックなのにも関わらず、Xbox Oneの中で最も小さい本体となっています。
おすすめの本体
おすすめの本体はもちろん『Xbox One X』です。家庭用ゲーム機の中でトップの性能を誇り、真の4Kが体験できる最強のゲーム機です。
ただグラフィックや性能にこだわりがなくて、気軽に遊びたいという人には「Xbox One S」の方が安いのでおすすめです。
おすすめソフト
Xbox Oneを買ったら、一度はプレイしておきたいソフトをピックアップしてみました。
日本ではPS4の方が人気ですが、Xbox Oneにも魅力的なソフトがいくつかあるんですよ。
Halo 5: Guardians
Haloシリーズの5作目となる作品。広大な宇宙や惑星で、オーソドックスなFPSを楽しめるゲーム。
濃厚なストーリーが楽しめるキャンペーンや、特に人気なのが4vs4の対戦が楽しめるマルチプレイヤーモードの「アリーナ」です。
日本での知名度は低いですが、本作に登場する主人公の「マスターチーフ」はアメリカでかなり有名なキャラクターで、その知名度はマリオやソニック・ザ・ヘッジホッグに並ぶそうです。
Sunset Overdrive
アメリカにある架空の都市を部隊に、ド派手なアクションが楽しめるTPS。
本作の開発は「RESISTANCE」シリーズや、「ラチェット&クランク」シリーズの『Insomniac Games』。
アニメテイストなグラフィックでコミカルかと思いきや、敵は汚染されたドリンクを飲んだ人類。エイリアンやゾンビのようなミュータントへと変化し、人類に襲いかかる。
ド派手な銃撃に加え、特徴的な移動システム。ワイヤーや塀などを自由に滑る事ができジェットセットラジオのような移動アクションを楽しむ事ができます。
デッドライジング 3
発売日が2014年9月4日と少し古いですが、今やってもかなり楽しめるゾンビゲームです。
TPSのゾンビゲームで銃を乱射する事はもちろん、バットやチェーンソーなどの近接武器で”無双”する事もできます。
デッドライジング3の面白さは大量のゾンビを蹴散らすのに加え、「サイコパス」と呼ばれる狂った人間とのバトルです。
サイコパスは中ボス敵な存在で、どのキャラも特徴がありゾンビと戦うだけじゃないので戦闘が面白いんです。改造武器や改造車両もあるんですよ。
また本作よりも新しい「デッドライジング4」がありますが、中途半端な開発でかなり微妙だったので、こちらの方が面白いです。
Gears of War 4
発売当時、日本語版が発売されない事で話題となった「Gears of War 4」ですが、海外版に日本語字幕が収録され、2017年5月25日に字幕だけの日本語版が発売されました。
ギアーズの楽しさはやはり、特徴的なTPSだという事。銃を使った中距離戦、遠距離戦はもちろん、カバーを利用した高速移動で接近し、チェーンソーやショットガンを使い相手を一撃で倒す事ができます。
キャンペーンモードのストーリーは濃厚な物語で、人気となるのは「チームデスマッチ」と「ホード」です。チーデスは他のゲームと同じルールですが、数が多くてもプレイヤースキルがないと負けてしまうほど、腕が必要な対戦です。
また「ホード」は最大5人で協力して、50ウェーブをクリアするサバイバルモードのような感じでこれがまた面白いんです。スパイクやタレットなどの防衛設備を使いながら、大量に湧いてくる敵を5人で迎え撃つ。
なかなか難易度が高いので、やりごたえがある協力モードです。
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
世界中でブームとなっている、バトルロイヤルゲームの火付け役となった「PUBG」。
PCでリリースされた後に「Xbox One」でも発売されました。2018年5月16日にはモバイル版も配信されましたね。
PUBGは最大100人のプレイヤーが、最後の1人になるまで殺し合うゲーム。パラシュートで地上へ降下して、武器や装備を集めて他プレイヤーとバトル。
最後の1人になって優勝した時の「ドン勝」が表示された時の達成感がハンパないんですよね。
べえやんもXbox One(初期型)でPUBGをプレイしてみましたが、やはり性能が低いので満足いくプレイは出来ませんでした。カクツキとかグラフィックが微妙でした。
なのでPUBGをやりたい人は「Xbox One X」を購入した方がいいですよ。
State Of Decay 2
2018年5月22日に発売された、2018年で期待されているゾンビゲームの1つ。
予約して購入しましたが、TPSやゾンビサバイバルが好きな人には楽しめるゲームだと思います。
ゾンビが蔓延する荒廃した世界で、生存者を集めてコミュニティーを作り、オープンワールドで物資を集めながらサバイバルをするゲームです。武器や農園などのクラフトシステムもあります。
ただ問題なのが「日本語が収録されていない」事です。けっこうシステム面やメニューがゴチャゴチャしているので、慣れるまで時間がかかると思います。
発売予定の独占タイトル
- 『Halo Infinite』発売日:未定
- 『Crackdown 3』発売日:2019年2月
- 『Forza Horizon 4』発売日:2018年10月2日
- 『Battletoads』発売日:2019年
- 『Gears 5』発売日:2019年
惑星での広大な冒険が楽しめる「Halo Infinite」や、破壊要素が大幅にパワーアップした「Crackdown 3」。
また前作で解明されなかった謎に迫る「Gears 5」など、昔からXboxをプレイしている人にはたまらないラインナップとなっています。
一番の魅力は”下位互換”
現在(2018年7月)で、下位互換に対応しているソフトは134本。
注目タイトル
- Left 4 Dead
- Assassin’s Creed III
- ジェットセットラジオ
- Army of Two
- レッド・デッド・リデンプション
- CoD ブラックオプス
- セインツロウ2
- CoD モダン・ウォーフェア3
PS4にはない機能でXbox Oneのウリの1つとなっているわけですが、Xbox 360を持っていない人にはあまり魅力的ではないかもしれません。
Xbox 360の時にプレイしていたソフトがXbox Oneで遊べるようになっただけなので、古いソフトを持っていなければ購入しないと下位互換のソフトで遊ぶ事ができません。
ただ少し前のソフトが下位互換に対応すると、グラフィック面が大幅に強化されるソフトも多く、リメイク版でなくても、まるでリメイク版のような感じで楽しむ事ができます。
イイ所
Xbox Oneのイイ所は、先程も記述した「下位互換」に対応している事です。
今までだと古いゲームは、他の本体を起動しないと遊べませんでした。ですが、Xbox OneならXboxや360で下位互換に対応しているゲームであれば、手軽にプレイできちゃうんです。
昔に発売されたゲームの全てがリメイクされるわけではないので、下位互換は本当に素晴らしいと思います。
あとは「コントローラー」が本当に使いやすいです。歴代のPSシリーズや任天堂のFC、SFC、セガサターン、歴代のXboxシリーズ、のコントローラーを触ってきましたが、Xbox Oneのコントローラーがダントツで使いやすいと思いました。
またWindows 10と連携しているので、クロスプレイに対応しているソフトであれば、Xbox OneとPCで一緒に遊ぶ事が可能です。
悪い所
悪いと頃という言い方は少しキツイかもしれませんが、Xbox Oneには悪い所がいくつかあります。
1つめは新作ゲームがローカライズされない事です。PS4で日本語版が発売されるソフトが多い中、Xbox Oneでは海外版しか発売されない新作ソフトが多いんです(汗)
まぁ日本ではXbox Oneが売れていないのでしょうがない気もしますが、Xboxユーザーからしてみれば日本語版を発売してほしいですよね。
あとは「アカウントの管理」が非常に面倒くさいです。Xbox Oneでオンラインを遊ぶ場合には「Xbox Live」という有料のオンラインサービスに登録する必要があります。(PS4のPSプラスみたいなもの)
このXbox Liveに登録するには”マイクロソフト”のアカウントが必要になります。この登録が本当に面倒です。
マイクロソフトは、かなりセキュリティーが頑丈なので登録はもちろん、ログインする時も一苦労です。
ただ登録時に、しっかりとIDやパスワードなどの情報をメモっておけば問題ありません。
逆に言えば安心して遊べるゲーム機とも言えるんですけどね。
セールが買い時
近年日本で勢いがなくなってきている「Xbox One」ですが、ダメなゲーム機というわけではありません。
PS4と性能がほとんど一緒だし、違うのは独占タイトルやソフトの数です。「Xbox One」で販売されているソフトが少ないから、あまり魅力を感じられないんですよね。
ただ本体のデザインや性能は間違いないので、買うぞ!って決めている人は買っちゃっていいと思います。できれば、頻繁に本体の割引があるAmazonのセールで買うのがおすすめです。
今から買うなら「Xbox One S」か『Xbox One X』のどちらかです!
気軽にゲームをやりたいなら「Xbox One S」。グラフィックや性能にこだわって、ゲームをやり込みたいなら『Xbox One X』がおすすめです。
昔みたいにゲーム屋さんに試遊台があればいいんですが、近年は全く見かけなくなりましたからね。
そういう点で通販は便利ですが、ゲーム屋さんに置かれていた試遊台のように”体験”できないのは少し不便に感じました。