壁の再設置やアイテム収集など『コナン アウトキャスト』サバイバルと建築についてもレビュー

前回ゲームモードやキャラメイクについてお話しした『コナン アウトキャスト』の続きです。今回はサバイバルの基本となる、アイテム収集や建築要素についてご紹介していきます。基本的にやる事は他のクラフトゲーと変わりませんが、コナンには特徴的な面白さがありました。

今回プレイしたのは、2018年8月23日に発売された『コナン アウトキャスト』です。オープンワールド・サバイバルアクションで、広大...
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『コナン アウトキャスト』概要


前回ゲームの「概要」「特徴」について書かなかったので、ここで簡単にご説明します。

  • 発売日:2018年8月23日
  • 開発:Funcom
  • 販売:スパイク・チュンソフト
  • ジャンル:オープンワールド・サバイバルアクション
  • 対応機種:PS4
  • CERO: Z(18才以上のみ対象)

小説「英雄コナン」を題材としたゲームで、プレイヤーは追放者となり荒れ果てた地でサバイバルをしていくゲームです。

気ままに世界を探検したり、気が済むまでひたすら建築したりと自由度が高いゲームとなっています。

特徴

  • サバイバル:乾き、空腹、気温など
  • ビルド:素材を集めて拠点を作成、巨大な基地も作成可能
  • ドミネート:敵対する生存者を倒し物資を強奪、また奴隷として使役することが可能
  • 武器:片手剣・両手剣・短剣二刀流・棍棒・槍・投げ槍・弓矢など
  • 攻撃:通常攻撃、強攻撃、ドッジ(回避)、蹴り、盾のガード
  • 特殊アクション:投石器などの攻城兵器、召喚できる巨大な神の化身
  • マルチプレイ:最大40人でプレイ可能、共闘や抗争が楽しめる

広大なオープンワールドで物資や素材を集めて、武器や拠点を強化。また敵対する人間の敵や野生動物、モンスターを倒して経験値を獲得してレベルアップする事が可能。

レベルが上がればスキルポイントを獲得でき、スキルを強化したり新しいアイテムを作成する事が出来るようになります。

「アイテム」収集

アイテム収集は主に、地面に落ちている物や木や岩を叩く事で入手する事ができます。

また敵を倒す事でもアイテムを入手する事ができ、敵の種類によって入手できるアイテムが異なります。

ツールの使い分けが重要


斧やツルハシなどを使って素材を収集する場合、その物に合ったツールを選択する必要があります

「斧は木」「ツルハシは岩」など、他のクラフトゲーでも使い方は変わりません。もちろん斧で岩を削ったり、ツルハシでも木を切る事ができますが、ちゃんと物に合ったツールを使わないと収集できる量が減ったりします。

そこでコナン アウトキャストで特徴的だと思ったのが、必ずしも決められたツールを使わなくてもいいという事です。

これは序盤で気づいた事なんですが、「樹皮」というアイテムが必要になりました。樹皮は木から手に入れると思い、片っ端から色んな木を斧で切りました。しかし一個も入手する事が出来ず。

そこで試しに”ツルハシ”で木を切ってみたら、「樹皮」を収集する事ができたんです。樹皮の入手法は簡単で、ツルハシで木を切るだけでした。

あと戦う時はツルハシや斧だとダメージがほとんど入らないので、戦う時は必ず武器を作る事。序盤は石の剣や弓矢しか作れませんが、これでも十分敵を倒す事ができます。

こんな感じで使うツールによって、入手できるアイテムに変化があるのが面白いと思いました。

クラフト要素

このゲームの醍醐味とも言える「クラフト要素」では、建築をはじめ色々なアイテムを作成する事ができます。

こじんまりとした小さな家や、巨大すぎる軍事拠点や街など。自分の思い描く建築物を作成する事ができます。

また冒険に必須となる武器などのアイテムも作成する事ができます。

アイテム


こんな感じで、作れる物が細かくカテゴリーで別れています。

クラフトで作成できるアイテムは主に「武器」「防具」「食料」など。この他にも建築に必要な物や回復薬など、作成できるアイテムはものすごく多いです。

序盤は作れる物が少ないですが、レベルアップの時にもらえるポイントを使う事で新しいアイテムをアンロックする事ができます。

序盤は主に、「石」「木材」「繊維」などを使って、斧やツルハシに石の剣などを作って進めていきます。

建築

お次は建築です。建築については他のクラフトゲー同様、こじんまりとした家や巨大な基地などを作る事ができます。

あと少し特徴的なのが、地面や山などの壁を掘れない事です。「マイクラ」とか『7 Days to Die』だと、地面と山の壁を採掘する事ができますよね。しかしコナンではフィールドを採掘する事ができない仕様となっています。

まだ始めたばかりなので、とりあえず仮拠点を作る事に。地上は危険な場所が多いので、高所に決めました。

建築する時は、まず土台となる床を敷きますが地面との接触が不十分だったり、他のオブジェクトと重なると設置する事ができません。

一般的なやり方としてはやはり、床を敷いてから壁や天井を付け加えていきます。


オブジェクトは位置や角度を決める事ができて、壁については「外側」という表示が出るので間違える事なく設置する事ができました。


クラフトで配置したオブジェクトは、種類によっては”再設置”する事が出来ないので、□ボタン長押しで解体する必要があります。

岩の上に作ったので登るのが毎回大変なので階段を追加しましたが、やはり微妙な場所だったので引っ越しをする事にしました。

拠点を作る時の”注意点”

拠点を作る時に一番重要となるのが「場所」です。この場所をしっかりと選ばないと後々作業が大変な事になります

べえやんは最初に作った拠点が端っこの方なので、冒険や物資を集めるのに時間をかけて遠くまで行かなきゃなりません。最初は装備もアイテムもないので早く安全な場所を確保したくなりますが、少し建築する場所を探した方が良いと思います。

べえやんは早くも別の場所に引っ越し中ですが、今の拠点に貯めておいたアイテムの運搬が本当に面倒で。。。こうなると建築した時の労働時間や使用した石や木材などの素材も無駄になってしまいます。

ただ自分の「やりたいように遊ぶ」のも楽しむ為のポイントです。作業効率がいくら良くても、無理やり嫌な場所を選んで建築しても楽しむ事が出来ませんからね。

拠点を引っ越し

最初に選んだ拠点が本当に微妙だったので、早い段階で引っ越ししました。引っ越した場所はネットでも評判の場所。

自分で吟味する時間がなかったので、ここはネットの情報に頼りました。


引っ越し先はここです。ネットの攻略情報によると、大体この赤い枠辺りがオススメの場所となっていました。

がいっぱい取れたり、水場も近くかなり安定している場所です。近くには追放者もたくさんいるし、ハイエナやシカにダチョウみたいな動物もいるので、色んな資源を入手する事ができます。


そして新しく作った拠点がこちら。引っ越して拠点を作るのに、5時間ぐらいはかかったと思います。前の拠点からアイテムも移したので。

平地だから大きい拠点も作れそうです。とりあえず生産設備は一通り作っておきました。

これでちゃんとした拠点が出来たので、アイテムや奴隷を集めながらまだ行った事がないフィールドへ探検しに行こうと思います。

謎解きも面白い

そういえばプレイ中に謎解きというか、ストーリー?みたいなのがありました。


青い光で出現する追放者?


青く発光している大きな柱?のようなオブジェクト。


あとは食人種の「ヌーヌー」って人に遭遇しました。このキャラクターは攻撃してこなくて、エモートを教えてもらう事ができました。

『コナン アウトキャスト』には一応ストーリーがあるそうですが一般的な物語ではなく、プレイヤーが世界各地である物を見つけていくと、最終的に何かが分かる要素となっているそうです。

あと「追放者の旅路」というものがあって、これは「武器を作る」とか「痕跡を見つける」とかの、”チャレンジ”システム的な感じでした。

悪いと思った点

まだ4~5日ほどしかプレイしていませんが、遊んでいて微妙だった点をいくつかまとめてみました。

  • カクつき
  • 音が消えるバグ
  • 壁や崖がないのに登る動作がある
  • ポーズが出来ない

「カクつき」が一番面倒で、敵と戦っている時にカクつきがよく発生して、酷い時は数秒固まります。フリーズしたのかと思うほどで、諦めて再起動しようとした瞬間に動きだすんですよ。カクつきはPS4 Proでやれば問題ないかもですね。

あと「ポーズ」が出来ないのが大問題!飲み物取りに行ったりトイレ休憩が出来なくなるので辛いんですよね。

短時間の休憩だったら安全な拠点にいて、乾きと空腹を満タンにしておけば問題ないんですけどね。ただ長く席を外す時は消しておかないと、戻って死んでいる事もあったのでマジでショックでした。

今の所プレイしていて気になる点はこんな感じです。

やっぱり癖になる「クラフト」


「マインクラフト」をはじめ『Fallout 4』や『7 Days to Die』でクラフトを体験してきましたが、やっぱりモノづくりは癖になります。

自分の思い描く建造物が作れるので、時間がいくらあっても足らないんですよね。どのゲームでもクラフトに終わりが来るのは「飽きた時」です。

あと「崖」にも建築できるところが本当に素晴らしいと思います。ただ崖や高所に建築する場合は、オブジェクトが埋まって建築できなくなる事もありますが。。。一旦試したんですが難しかったので、諦めて平地に建築中です。

あとは壁やドアを「再設置」できないのが少し面倒です。まぁこれも建築をリアルにして面白くしているポイントだと思います。

乾きや空腹などのサバイバルシステムもリアルでシカを狩ってステーキを作って食べたり、ワニがいる水辺で喉を潤したりちょっとした事でもなかなか楽しむ事ができます。

次回は「戦闘」や「奴隷」の捕獲などについて書いていこうと思います。もうゲームを初めて多分8時間?ぐらいやっていますが、未だに奴隷が1人だけ。しかもまだ餌付け出来ていないので早く奴隷を使って何かしてみたいです。

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