今回レビューするのは、基本プレイが無料のスマホゲー「ギャングスター ベガス Gangstar Vegas」です。このゲームはクライム・アクションのオープンワールドで、犯罪などをテーマとしてゲームで、「GTA」や「セインツロウ」のようなゲームです。軽くプレイしてみましたが、とても無料とは思えない出来とボリュームでした。
コンテンツ
「ギャングスター ベガス」概要
- 会社:ゲームロフト
- 配信日:2013年6月21日
- ジャンル:オープンワールド、クライム・アクション
- 価格:基本プレイ無料、アイテム課金あり
- プレイ人数:1人(マルチプレイなし、クラブのような「ギャング」はある)
簡単に説明すると「GTA」のようなオープンワールドのゲームですが、”ギャング”や”ユニークなアイテム”が登場する点では「セインツロウ」の方が近いかもしれません。
特徴
- TPS、カバーアクション
- GTAのような「手配度」
- ストーリーミッションとサイドミッションが40種類ずつある
- アップグレード可能な「武器」「車両」「コスチューム」
- 豊富なアンロック要素
- 多くのチャレンジと期間限定のイベント
ストーリーの他にもイベントやチャレンジなどがあり、更に豊富なやりこみ要素が用意されています。
ストーリー
「ギャングスター ベガス」の舞台はアメリカの、”ラスベガス”をテーマにした架空の都市。
しかし実際にラスベガスに存在する有名なスポットの、カジノホテル「ベラージオ」、アーケード「フレモント・ストリート・エクスペリエンス」などを再現した場所がいくつかあります。
ストーリーは総合格闘家である「ジェイソン」を主人公に、強大なマフィアとの抗争を繰り広げていく物語。
ラスベガスで恐れられているマフィアのボスである「フランク」に、試合で負けるように八百長を命令される。
しかしケンカや試合で一度も負けた事がないジェイソンは、相手が弱すぎた為ノックダウンさせてしまう。
これに激怒したフランクがジェイソンを始末しようと、手下を大勢引き連れて命を狙いに来る。
クライム系のストーリーとしてはありがちな感じですが、しっかりと物語が作られているのでGTA風なアクションに加え、濃厚なストーリーを楽しむ事が出来ます。
ゲームの流れ
ゲームの流れとしては「メインストーリー」を進めながら、サイドミッションにもチャレンジしていきます。
こちらが「ホームメニュー」です。色々メニューがありますが、左下の”コンティニュー”からプレイする事が出来ます。
これがミッションの受注画面です。色が紫色なので「セインツ・ロウ:ザ・サード」っぽい感じですね。
ミッションを開始すると依頼主との「会話」が発生します。
他のゲームだと流し見しちゃいますが、クライム系はストーリーが面白いのでしっかりと読みました。
このミッションは「ブリーフケース」を取ってくる事が目標です。
まだ武器を持っていないので「素手」で戦う事に。主人公のジェイソンは総合格闘家の負け知らずなので、瞬殺でした。
ミッションをクリアするとスマホゲー定番の「ガチャ」へ。
今回は「リボルバー(ダブル)」を入手しました。
ミッションには「強盗」や「レース」など、様々なミッションが用意されています。
あと「不動産」もあります。不動産はいくつかあり購入する事で、定期的に収入を得る事が出来ます。
イベント
イベントは全部で三種類あり、期間限定のイベントが2種類あります。
- 観てゲット:広告の動画を視聴してアイテムをゲット
- ギャングバトル:ギャング(クラブ)に参加してスコアを競う
- ソロイベント:ソロでスコアを競う
ギャング(クラブ)にはまだ所属していないので、他の2つのイベントをやってみました。
「観てゲット」
広告の動画を視聴する事でカードが1枚引けます。カードからは様々なアイテムを入手する事が出来ます。
「ソロイベント」
ミッションをクリアしてスコアを稼ぎ、報酬を獲得する事が出来ます。
チャレンジ
チャレンジの数は18種類で、それぞれ複数のチャプターで別れています。
チャレンジをクリアすると次のチャプターが開放されていくので、アンロック要素も楽しむ事が出来ます。
デイリーイベント
デイリーのイベントが3種類あります。
- デイリータスク:様々なミッション
- 実績:様々なチャレンジ
- デイリーボーナス:ログインボーナス
「デイリータスク」をクリアすると、様々なアイテムを獲得する事が出来ます。
実績は「ダイヤ」を獲得出来るので、毎日欠かさずにクリアしておきたいチャレンジです。
「ログインボーナス」はログインするだけでアイテムを獲得出来るので、プレイする時間がなくてもログインしてアイテムだけ受け取っておいた方がいいですね。
クライムゲームにありがちな展開
「ストリップクラブ」。GTAには必ずと言っていいほど、登場しますよね。
一応個室もありましたが、GTA5のようにダンスを見る事は出来ませんでした(笑)
GTAでもよく見る光景の「車で移動中の会話」。
運転の間は退屈せずに済みますが、字幕ばかり見ていると高確率で事故ります。
これは敵対組織の広告を破壊するミッション。
他のクライムゲームでも必ず、「誰々の車を破壊しろ」とかの破壊ミッションがあるんですよね。
「車両」の強奪。アイコンが出ていたので乗ってみたら、一気に手配度がマックスになりました。
手配度5はSWATやヘリが追跡してくるので、振り切るのがかなり難しかったです。
こちらは「スロットマシン」。ダイヤで賭けるんですが、消費が速いのですぐにやめました。
スロットの他には「ブラックジャック」や、「ポーカー」などがありました。
ちなみにマップの広さはこんな感じです。メニューで見るとそこまで大きく見えませんが、プレイ中の体感ではそこそこ広く感じました。
武器
とにかく武器の種類が多い!ハンドガンやSMGなど基本的な銃器に加え、バットやソードなどの近接武器もあります。
- 近接武器
- ハンドガン
- サブマシンガン
- アサルトライフル
- ショットガン
- スナイパーライフル
- 投擲アイテム
- 重火器
こんな感じの「ユニーク武器」もあります。「火炎放射器」なんかもありました。
車両
車両の種類も武器に負けず、とにかく多いです。
- 乗用車
- スポーツカー
- トラック
- バイク
- 飛行機
- ボート
- 特殊車両
「ハイラーク」車両の中でも一際輝いていたのがコレ。デロリアンを思わせる車両で、ジャンプする事が可能だそうです。
あとは「装甲車」や「戦車」みたいな車両もありました。
「武器」「車両」「コスチューム」のアップグレード
武器と車両は強化パーツを集める事で「アップグレード」する事が出来ます。
アップグレードは、ホームメニューの「作業場」から行う事が出来ます。
課金要素
「Gangstar Vegas」の課金要素は、「ダイヤ」と「アイテムパック」の2種類。
「ダイヤ」は、ガチャとアイテム購入時に使います。
これがアイテムパックの「ゴールドVIPパック」。
価格は6,000円で高い気もしますが、ガチャではないので欲しいアイテムを確実にゲットする事が出来ます。
課金すればもっと楽しめるけど、課金しなくても十分に楽しむ事が出来るクオリティーです。
「ガチャ」のような物もあり、1回試しに引いてみました。
10連ガチャなどはなく、1回ずつしか引けないガチャです。
もちろんアイテムはランダムで排出。この「デビルトリック」はハズレが1個だったので引いたら・・・
「デビルブーツ」でした(笑)ボディか車両が欲しかったです(泣)
クライム系のアクションが好きならオススメ
ギャングスター ベガスは「GTA」や「セインツロウ」みたいな、オープンワールドのクライム・アクション。
「犯罪ミッション」や「レース」など、クライム・アクションには定番のモードが多数収録されています。
マップこそ広くないものの、「GTA」のような濃厚なストーリーに、「セインツロウ」のようなユニークなアイテムが出てくるので、この2大タイトルが好きな方にはオススメしたいゲームです。
「古いゲーム」が嫌いな人にはオススメ出来ない
「ギャングスター ベガス」が配信されたのは2013年6月21日で、5年ぐらい前のゲームです。
今のゲームと比べると「グラフィック」は良くなく、所々粗い部分も見られます。
度々バージョンアップで前よりはグラフィックなどのゲーム性が良くなっていると思いますが、やはり新しいゲームを求めている方には物足りないグラフィックだと思います。
まとめ
ギャングスター ベガスは、「GTA×セインツロウ」のような感じのゲームで、この2つが好きならやって損はないゲームだと思います。
ただ難点が2つあり、1つは「操作性」です。一般的なTPSの操作なんですが、キャラクターが安定せず、フラフラした動きで慣れるまでは上手く操作する事が出来ません。
もう1つは「課金」です。無課金でも遊ぶ事は出来ますが、特定のアイテムに限っては「VIPレベル」を上げなければ購入する事は出来ません。
この「VIPレベル」は”課金”する事で上がるので、無課金では入手出来ないアイテムが複数存在しています。
それ以外は最高で、無課金でも問題なく遊び尽くす事が出来ます。
「ギャングスター ベガス」は基本プレイが無料です。
気になる方は是非インストールして、遊んでみてください。